ゼルダ ブレスオブザワイルド
ブレスオブザワイルドの良かったところ
ストーリーの特徴
100年前の魔王との大戦が現在も尾をひいている世界。主人公は記憶をなくしている状態で洞で目を覚ます。過去の遺物を巡って記憶を取り戻していく。どうやら四体の魔王決戦兵器神獣ロボが魔王側に乗っ取られているので、それを取り戻せ。そのあとラスボスを倒しに迎え、ってことらしい。一体一体に昔の仲間が幽霊となって取り付いている。神獣を取り戻すたびに昔の仲間との記憶が戻ってくる。神獣以外にも世界各地を巡ると大戦の跡や記憶が見えてくる。
世界観の影響元と思ったものは、ラピュタ、ナウシカ、もののけ姫は強く感じた。
過去の英雄の履歴をたどるって構造は葬送のフリーレンに繋がってると思う。原神はBOTWのコピーらしいのでやってみたい。
特徴的なゲームシステム
経験値によるレベルアップで攻撃力や防御力は上がらない。リンク自身の攻撃力は変わらない。オープンワールドでどのクエストを達成するかはプレイヤー次第なんだけど一応は製作者の想定するルートがある
謎解きの洞をクリアすると印が一つもらえて、四つ溜まると引き換えることができる。ライフかスタミナの二択。ライフがあると戦闘で有利。スタミナがあると走ったり登ったり泳いだりが長くできる。
ゲームの進行とストーリーの進行が別になってる。ストーリー全く無視してラスボスだけ倒せる。つまり、ストーリーはおまけであって、飛んだり戦ったり彷徨ったりが楽しいんだぜ!ってのが前提にある。でもストーリー集めをすると、主人公とヒロインのなれそめが見えてきて、ヒロインのキャラクタが分かってくるとクーッ!っとなる。ストーリー集め面倒だったけど結果的には集めてよかった。メインキャラが全員キャラ立ちしてるのでもっと知りたいと思うけど、それじゃないんだよってプレイヤーも多いんだろうからこれぐらいがちょうどいいんだろうな。
アイテム
武具や防具がコロコロ変わるのが面白い。防具だけはレベルアップできるが場所によって別の防具をつけなきゃいけないので強い防具を使いまわせない。火山の町では耐火服を付けるか、薬剤を飲まなきゃライフが減っていく。薬剤には時間制限がある。雪山の町では冬服きこまないと死ぬ。だから場所によって見た目が変わるのが楽しい。
武器は必ず壊れるので拾ったり奪ったりしないといけない。お店で売ってないし売れない。武器によって動きが変わるのでそれぞれに戦術を覚えるのも楽しい。
回復アイテム、状態変化アイテムは売ってないので自分で作る。敵が素材になるのでそれを料理して作る。
お金を稼ぐ方法が限られてるし、お金を使う場面も限られてる。ほとんどの場合お金を使うことは効率が悪いか、金策自体がルート選択の壁になってる。
オープンワールドをやったことがなかったしMMORPGもやったことなかったのでこれだけが特別なのかはわかんないけど、自由度が高い。製作者の思惑とは違うルートも無理やりいけるってのは解放感がある。また、自由に気ままに歩き回るとそれはそれで別のところに繋がったり、強さとは関係ないけどちょっとしたご褒美があったり。よくここまでたどり着いたね。って製作者が言ってくれてるのが嬉しい。