地球灰かぶり姫

登場人物


構造

力のない一般人が、制限付き力を手に入れて活躍する。そこで実力者に認められるが本人はかりそめの姿なのが怖くなる。しかし一般人だと思ってたら実は実力者だった。下駄をはかせてもらうことで実力をだせるようになる。


あらすじ

人間の肉体を持ってる存在が珍しい時代。主人公や両親は人間の形をもってた。シンデレラはその両親の娘で肉体をもつ。父親が再婚した人は意地悪で義体を持つ。継母は父をいじめ殺したあと、娘もいじめて脊髄を折る。死にそうなところで魔女登場。魔女は攻殻機動隊2の素子。魔女によってシンデレラは義体に意識を移す。そのあと王子様の開くパーティに参加。魔女は12時にはパーティから出ろという。したがったシンデレラがかぼちゃの馬車にのったら、惑星崩壊によるガンマ線バーストで人類滅亡。かとおもったら義体かして、地下にクラウドがあるので意識体として人間がいるし、義体に入ってる人間は無事。なんやかんやあって魔女が継母をやりこめて、王子様はシンデレラにプロポーズしてめでたし。


面白いところ・

SF設定をシンデレラストーリーに応用。

世界観がわかりやすい。ストーリーラインも知ってるし、SFもなじみのあるものだから説明がどっちもいらないのがいい。


感想

シンデレラの細かい設定を現在のありもののSFに応用してるんだけど、シンデレラの話自体がそうだからどうしようもないけど、シンデレラ自体が何かを成し遂げるとか意思決定をしないのでドラマとして面白くはない。


換骨奪胎


平社員でうだつの上がらない人が、上司にいじめられている。モグロ福蔵にアイディアを増幅させるヘルメットを貰う。会社を辞めて独立して業績をばんばんあげる。ソフトウェア会社とか、アプリとかエンジニア。展覧会に参加してそこでデジタル大臣に健康保険証がわりの国民皆保険アプリを任せたいと思わせるのに成功。しかしアイディア増幅ヘルメットは電池切れなので、その日に事業を止めろとモグロ福蔵に言われていた。ので退散する。しかし大臣側は任せたいと思って探す。結果その人が見つかるのに時間がかかる。その間に主人公は実力を上げて制作できるようになっていたのだった。



世界観は面白いし、シンデレラの構造はいいんだから、義体を得たシンデレラが何を考えてどう行動するのかにまで持っていければよかった?

肉体が壊れることがシンデレラが