AIでマンガ描く(実務編)
ChatGPTとClaudeでやってみる
ChatGPTとClaudeでやってみる
2025年03月19日記事作成
半年ぶりにAIでマンガ用の物語作ろうとしたら、あまりの進歩ぶりに衝撃。ログを残すことで使用方法の変化や、改善された点などを記録する。基本的に無料でどの範囲までできるかを目指す。
2025年02月に作成
ChatGPTが無料版でも音声入力と音声出力でできるようになったため、寝っ転がりながら三十分ほどAIと対話して作る。
「漫画のアイディア何個かちょうだい」って適当に言ったら出してくるアイディア微妙。詰まんないからもっと奇抜なのちょうだい。って言ったら、その中のアイディア「4. ギャル×クトゥルフ×就活 」が良かった。ここ面白くしたいから深堀してーときくと、どんどん面白いアイディアだしてくるのでげらげら笑う。半年前までは興味深いけどありきたりなアイディアしかなかったのに、提示した組み合わせに応用をきかせてきて凄い。
じゃあ、「ニャルラトホテプ株式会社」は一見、普通の企業に見えるけど、じわじわと異常性がにじみ出る感じにするのはどう? たとえば…
受付の社員がめちゃくちゃ親切だが、笑顔が固定されすぎて怖い。
オフィスは最新のガラス張り高層ビル。でも、窓の外をよく見ると「おかしな生き物」が空を飛んでいる。
仕事は普通のマーケティング、営業、開発。しかし、扱っている商品が 「見えない服」や「音が聞こえないイヤホン」 など、存在しないもの。
営業部の先輩:「この仕事は楽しいよ! 俺、先月辞めたけど、今も働いてるし!」
研修中に「この会社の三大ルール」が説明されるが、三つ目だけ誰も言わない。
上司:「今日は定時で帰っていいよ」 → 気づいたら日付が三日前に戻ってる。
毎月の給料日はある。でも、口座の残高は増えてないのに、なぜか買い物ができる。
健康診断がある。でも、検査結果が「概念的に健康」としか書かれていない。
休憩室ではコーヒー飲み放題。でも飲んでいるうちに「コーヒーとは何か」がわからなくなる。
仕事が楽すぎる:提出する資料は「無の報告書」なのに上司が満足する。
上司が毎日変わる:でも社員は誰も気にしていない。
社内SNSの投稿がすべて「ナイス狂気!」の一言で埋め尽くされている。
こんな感じなら、「一見普通の会社に見えるけど、働いていくうちに狂ってることに気づく」ホラー感を出せそう! どう? もっとリアルな会社要素足したほうがいい?
あまりにクトゥルフの特徴を抑えて展開させてて面白くて不安になる。AIこんなにクトゥルフのツボついてくるの?ネットでギャル×クトゥルフ×就活 で調べてみると下記の漫画がでてくる
パクリになると怖いけど、クトゥルフってパブリックドメインみたいなもんだよね。一応中身チェックして違う要素、この場合は就活とかサラリーマン要素を強く取り上げる。AIなので過去データから作り出すのはしょうがないと諦めて、未来技術とか新しくできた精度やデバイスを盛り込むなど、今までになかった要素をぶち込むのが重要そう
重要だったこと
AIが出してきた物語のどこが自分の理想と違うのかを言語化すること
物語の大枠を想定すること
5W1Hを決めるのは人間がやった方がAIの出力にオリジナリティが出る。
いかにして他人と違うアウトプットを出させるか
マンガ編集者的な全体の流れの把握とか、映像ディレクター的な演出
1,映画や漫画を見た後に、どのポイントが好きだったのか、何が嫌いだったのか、自分だったらこの物語をどうしたいのか。物語の構造解析→人物構成要素、関係性、展開順番、全体からみてパートの時間配分。流れるように映画や漫画を消費してきたけど、それらの「自分がどう感じたか」を文字にする能力鍛えて描き残しとく。AIに出力させてまで他人に見せたい自分の要素って何かを持ってないとAIに書かされちゃう。
世界設定や人物設定を想定すること。どんな要素があれば物語が面白くなりそうか。AIが上手く展開させるために人物の配置や関係性などを想定する。座組と順番。
よくわからない言葉を選択して右クリックすると、改善と説明が出てくるので選択。創作の言葉だったとしても推論だったり現実の言葉から導き出して説明する。
二十五年三月十九日では、話の作り直しを三回行った後、言葉の説明を二回させたら使用回数オーバーになった。